ビットコイン以外の仮想通貨

現状、ビットコインは「デジタルゴールド」みたいな感じの資産になっていて、マイクロペイメントに使えなくなっています。

私はイーサリアムを押していますが、イーサリアムは手数料がほとんどかかりません。すぐに決済ができて、実はビットコインよりもトランザクションの量が多いのです。それに気づいた人がこぞって今どんどんとイーサリアムを買っているので、2017年11月初めに270~315ドルで推移していたイーサリアムの価格は爆上げして、2018年1月末には1,000~1,200ドルで推移してきています。基軸通貨としてのイーサリアムの需要は今後もっと伸びるのではないかと予想しています。

ただ、今後はビットコインがアップデートして、マイクロペイメントに使われるようになれば、それはすごくいい事ですし、全然あり得ることなので、今後のニュースには注目していくべきでしょう。現在の見通しでは、ビットコインで支払うよりも、イーサリアムで支払った方が円滑に決済ができるので、わざわざビットコインでは支払うことはあまりないかと思います。

イーサリアムには契約書の保存とか様々な機能が付いているので、今さらビットコインを持つ必要性をあまり感じていません。実際、私は仮想通貨投資を行っている友人とのお金のやり取りは、基本的に全てイーサリアムで行っていて、保有ビットコイン枚数はゼロです。持っていません。しかし、今後ビットコインがマイクロペイメントに対応してくるようであれば、ビットコインを購入して保有していくことになると思います。

ビットコインは2017年の1年間で、価格が20倍にもなりました。一方で、イーサリアムの価格は90倍です。ビットコインは仮想通貨投資をやっていない人でも、一度くらいはその名前を聞いたことはあるくらい有名ですが、ビットコイン以上に価格が上がっている仮想通貨は山ほどあるのです。

ただ、基軸通貨としてのビットコインに強烈なブランドイメージがあって、アルトコインもその恩恵を受けているのは事実です。海外の取引所はビットコイン建ての取引しかできないところもたくさんあります。

そのため、ビットコインの価格が上がると、その仮想通貨自体の価値は変わらなかったとしても、アルトコインの価格は下がってしまいます。そうすると、ビットコイン建てでトレードしている人は、すごく暴落してるので買いだと思って買うわけです。結果的に、ビットコインに釣られて、他のアルトコインの価格も上がっていって、最終的にビットコイン以上の値上がり率を見せることが時々あるのです。そこを狙うと、ビットコインを持っているよりも稼げるというケースはよくあります。

最近では、都内の家電量販店とかでもセミナーや講習会などをよく見かけるようになりました。

マイニング講習会は、40~50代を中心に盛り上がっています。若い時に自作パソコンやっていたけどだんだんと下火になって、でも最近マイニングで盛り返してきていてどうなっているんだろうって参加する人が多いようです。

一方で、若い人が多いのは投資系のセミナーや講習会です。投資系はやはりツイッターや情報収集がメインなので、それについていけるような20~30代の参加者に人気があります。

FXや仮想通貨投資のように、若干ゲーム的な要素のある「投機」は、ゲーム世代の若年層も多いのでは、と思うかもしれませんが、ゲームをやっている層はまだ中高生とか、大学生なので、そんなにパーツを買うお金があるわけではありません。

ある程度自分で使えるお金がある30~40代のサラリーマンの人などが、40~50万かけてちょっとやってみようというのが多いのではないでしょうか。

まずは自分が余裕を持って使える範囲のお金で始めるようにしましょう。

決済手段としてのビットコイン

GMOとDMMのマイニング、GMOは結構本格的にやってくるのではないかと見ています。一方でDMMに関しては、あまり情報が無く、実際どんなとこなんだろうという感じですね。GMOははハードウェアにもお金をかけて開発していて、マイニングの正統派路線と言えます。このような分野において、一番利益の堅いところを抑えにいっていると思います。

今後の影響としましては、ハッシュパワーが分散されるため、ビットコインにとってはいいことだと思っています。もしかしたらビットコインの価格が上がるかもしれません。

あとはGMOとかDMMのような大企業がビットコインと横に並ぶことによって、多くの人が目にしますので、今までは「ビットコインはちょっと怪しい」「詐欺なのでは?」と思っていたような人も、「ちょっとやってみよう」と思ってお金を入れることが増えるかもしれません。そうなると結果的に仮想通貨の時価総額が上がるので、価格が上昇する可能性があります。

マウントゴックス事件しかり、今回のコインチェック事件しかりで、あくまでも取引所側の落ち度なだけで、仮想通貨自体はハッキングされていませんし、安全性や先進性が否定され欠陥が見つかった、ということではありません。

とはいえ、技術的なことが全くわからない人達は、そういうことが全く理解できないので、仮想通貨=怪しい、危ない、詐欺だ、っていうイメージはなかなか払拭されないだろうと思います。

今後、管理の甘い取引所が破綻するようなことは少なかれ出てくると思っています。現状、杜撰な経営や管理をしているところは山ほどあるはずなので。しかし、ビットコインを持っていて安全に取引したい場合は、ハードウォレットといって確実に人から盗まれない、インターネットから切り離して管理・保有する方法もあります。ハードウェアウォレットを使うことで、取引所のハッキングとは全く無縁になるので、ビットコインをはじめとした仮想通貨の価値が暴落することがなければ大丈夫だと思います。

今後ビットコイン決済できるお店は増えていく傾向にあるとは思いますが、マイニングなど、決済が増えることの影響は出てくるでしょう。

ビットコインはマイニングする人がたくさんいても、システム上、承認される送金の量は決まっています。なので送金が増えれば増えるほど詰まって、送金詰まりを起こして宙に浮いたお金が増えてしまい、価値が下がります。

大体、5万円のトランザクションが正常値というか、いつもそのくらいは詰まっているのですが、早く送金して欲しい人は手数料を上げて、例えば、100円の手数料のところを1,000円とかに設定するわけです。マイナーからしたら、一番高い手数料を払ってくれた人のトランザクションを優先的にマイニングするのですが、暴落中などの時は早く売りたいので、自分のハードウェアウォレットに入れたりしているのを取引所にすぐに送金します。

するとどんどん手数料も値上がりして、最初は1,000円で足りるだろうと思っていた手数料が、2,000円払わないと送金できない、ってことになってしまうと、2,000円でも詰まってしまう、という事態に陥ります。それで浮いたお金が積み上がっていき、20万トランザクションくらいになってしまうと、全く送金が完了できず、本当に大変なことになってしまいます。

現状はビットコインで100円払うのに高い手数料がかかってしまうので、今後さらなる普及のためには、この課題を早期に解決していく必要がありそうです。